こんにちはコウです。今回は危険物のFBA納品方法について記載していきます。
FBAで危険物が納品できるって知っていましたか?今回はFBAを使って危険物を納品する方法を、初心者の人にも分かりやすく丁寧に解説したいと思います。
まず、危険物って言葉からして取り扱いたくない・・・と思いますよね。僕もせどりを初めてすぐは、『危険物は納品できない』と聞かされていたので、危険物は避けるようにリサーチしていました。
今ではもっと早くから取り扱いしていればと後悔しています。
扱いたくないと思う人が多いため ⇒ FBA納品しない人(FBA納品の方法が分からない人)が多い、つまり・・・チャンスです。危険物についての知識と、FBA納品方法について理解を深めてライバルに差を付けましょう。
FBAで危険物は納品できない?
Amazonで危険物はFBA納品できないのではなく、FBA納品しようとすると許可が必要と言うのが正解です。しかしながらこの納品許可は、初心者の人でもきちんとルールを理解すれば簡単に取得することができ、FBAで危険物を納品できるようになります。つまり、FBAを使って危険物は納品できないのではなくて、きちんとした手順を踏めば初心者でも納品することができます。
簡単に納品するための手順を説明すると、
1.AmazonのWebマニュアルを読む
2.FBAで危険物を取り扱うための申請をする
3.1週間ほどで認可
4.FBA納品する危険物を申告する
5.Amazonからの指示が出るので指示通り納品
となります。以外に簡単ですよね?下記の項目で詳しく説明させていただきます。
Amazonにおける危険物とは?
まず申請をする前にAmazonが定義する危険物とは何か知っておきましょう。
Amazonで主に危険物と言われる商品は次のものになります。
国際航空運送協会(IATA)によって危険物として輸送が規制されている商品をアマゾンでは危険物としています(リチウム電池単体またはリチウム電池を含む商品を除く)
主に「危険物」に該当する条件
• 商品またはパッケージに、「腐食性」、「可燃性」、「刺激性」、「有害性」、「環境に有害」、「有毒」、「限定量」、「危険」、「まぜるな危険」などの警告が示されている
• 引火点が250℃以下
• スプレー缶に入っている
• 圧縮されたガスである
該当する商品の一部を例として下記に記載します。
・オイルライター
・カセットコンロ用ガス
・ネイルグッズ
・香水
・接着剤
・消毒液
・化粧品
・アルコールタイプのウェットティッシュ
・殺虫剤
・インク製品
FBAで納品する際に許可がいる理由
次にFBA納品の際にどうして許可がいるのかも知っておきましょう。
理由を理解しておけばイレギュラーなことが起こっても、自分で判断できますからね。
可燃性の液体やリチウム電池は法律で保管、輸送時にルールが決められています。
特に倉庫で保管する際には、この倉庫には何tの可燃性の液体が保管されている、と言う情報をAmazonは国に申告しなくてはいけません。つまりAmazonでは、FBA納品時に勝手に可燃性の液体を送られてくると、管理ができなくなってしまうのです。
Amazon FBAで危険物を納品するには
危険物についての理解を深めたところで、FBAを使って危険物をAmazonに納品する方法を説明していきます。
① 出品マニュアルを読む
まず初めにAmazon FBAで危険物を納品するためには、マニュアルを読む義務があります。
それほど難しくないので、しっかり目を通しておきましょう。
② 危険物納品プログラムへ申請を提出する。
次に危険物納品プログラムへ申請を出します。
問題が無ければ2週間ほどで申請が通りますので、メールをチェックしてみてください。
③ 認可
申請が通ると以降、FBAで危険物を納品することができるようになります。
④ 納品前に事前申請フォームを記入する。(引火性液体の商品)
引火性液体にあたる商品の一例
引火性液体を納品するには事前に申請が必要です。
テクニカルサポートでチャットまたはEメールで受け付けています。
申請して~4日営業日以内に返信が来ます。急ぎの方はチャットで相談するのが早いですが、大量の商品は却下されるので注意が必要です。
① ヘルプページを開く
② サポートを受けるをクリック
③ フォームに入力する(入力内容は下記参照)
件名に【引火性液体の納品リクエスト】を入力
フォームには下記の3つの項目の入力が必要となります。
・ 取り扱いを希望する商品のASIN
・ ASINタイトル(カタログ名)
・ 直近30日間の販売個数(販売予定数)
*初回出品の場合は0で申請
申請手順はFBA危険物納品手順を見るのが一番わかりやすいので、手順に沿って申請して下さい。
また、FBAで販売/納品できない危険物もあるので注意しましょう。(下記参照して下さい)
FBAで危険物を納品
事前申請が終わるとAmazonから納品可能な個数が連絡されるので、納品可能個数以下の商品数になるようにFBA納品しましょう。
注意事項としては下記で詳しく説明しますが、「危険物在中ラベルの貼り付け」と「他の商品と納品プラン・輸送箱を分ける」には注意してください。
Amazon FBAで危険物を納品する際の注意点
FBAで危険物を納品する手順は簡単なのですが、注意点がいくつかあります。
この注意点を守らず納品してしまうと、ペナルティ/以降納品不可/最悪アカウント凍結もありうるので必ず守るようにしましょう。
また、Amazon出品を初めてばかりでFBA納品の手順にまだ不安・・・と言う方もやめておいた方が無難です。
FBAで危険物を納品する際の注意点は次の3つです。
・輸送箱の側面に専用ラベルを貼付
A5サイズ以上で「危険物在中」という紙を貼付します。コピー用紙で大丈夫です。複数箱でのFBA納品の場合はすべての輸送箱に貼付して、張り忘れは重大な納品不備となるので注意してください。
・納品できるサイズは小型サイズと標準サイズのみ
大型商品の危険物はFBA納品不可です。
・通常商品との同梱をしない
他の通常商品と段ボールを分けてFBA納品プランを作成し、輸送箱も分けなくてはいけません。
・衝撃吸収材は紙の梱包のみ
危険物の納品で使用できる緩衝材等は紙でなければいけません。ビニール製のクション材は使用でき
ないので注意が必要です。
通常のFBAと異なる点
リチウムバッテリーを含む危険物商材のみFBAパートナーキャリアサービスをご利用いただけますが、その他の危険物商材については利用できません。
危険物におけるFBAのご利用についてFBA パートナーキャリアサービスの利用不可
引火性液体にあたる商品はASIN毎に納品数量が設定されます
引火性液体にあたる商品は消防法の規制で特別なエリアを設けて管理しているため、
過去の販売実績・回転数などをもとに在庫の上限数を設定します。
各ASINの上限数の初期値は200点ですが、販売実績に応じて、上限数を定期的に見直されます。
危険物を確認する方法は?
Amazoncellarアプリで危険物で事前に確認する。
調べたい対象の商品のバーコードを読み込むか検索窓にASINを入力すると上記の商品画面が表示されます。その際にページに赤枠で囲んでいるマークが出たら、その商品は危険物の可能性があるということになります
・セラーセントラルまたはヘルプで確認する。
少し面倒ですが正確に確認したい場合はセラーセントラルからも確認できます。単品であればASINチェックツールを使用して、確認することもできます。手順は下記参照して下さい。
今回はFBAで危険物を納品する手順を解説しました。危険物を納品するには、必要な手順がありますがやってみると意外と簡単です。しかし、初心者の方で注意が必要なのは納品時の不備です。
FBAで危険物を扱うようになると、それ相応の責任が発生するので余裕が出てきてからでもいいかもしれませんね。自己発送で危険物商品は出品できるので
そうは言っても危険物は利益を取りやすいジャンルなので、ゆくゆくは取り扱ってみてください。
それでは・・・また
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